アメリカのオーガニック食品市場は、ここ数年の間に急速に発展していると言われています。
一般消費者である私も、近所にオーガニック専門のスーパーがオープンしたり、普通のスーパーにオーガニックコーナーができたりと、オーガニックへの関心が高まっていることを、ひしひしと感じています。
アメリカにおける「オーガニック食品」とは、The U.S. Department of Agriculture(USDA)で定められている規則に則って作られた農作物や乳製品、加工食品などを意味します。
USDAのガイドラインは、
- 再生可能な資源を使い、質の高い土と水などの環境を、次世代のために保護することに力を入れている農家であること。
- 肉や卵のような動物性食品には、抗生物質、成長ホルモンを与えないこと。
- 殺虫剤、合成や下水汚泥による肥料を使わないこと。
- 遺伝子組み換え作物でないこと。
- 生産の過程で放射線を使っていないこと。
などがあり、これらの条件をクリアした農家にのみ、USDAから以下のラベルを使うことが許可されます。

また、これらのオーガニック食品を使った加工品(シリアルなど)を作っている業者にも、USDAからラベルの承認を受けることが出来ます。
このラベルが貼ってあるかどうかで、イメージ的にもその商品の信頼性は格段にアップします。もちろん、お値段もアップしますが、値段が多少たかくても、オーガニック食品を購入する人が、最近は増えているようです。
オーガニック食品がこれだけ伸びている要因のひとつは、消費者が自分の健康に目を向けている、ということがあげられると思います。
大量の農薬で育てられた野菜、成長ホルモンを接種された精肉、抗生物質が入ったエサを食べているニワトリの卵。これらの食品に疑問を持ち、より安全なものを求めはじめたアメリカの食卓。
今後は食生活(食べ方)の向上、子供への食育の重要性にも目を向けていって欲しいと願っています。
ちなみに、「Natural」「free-range」(ニワトリの放し飼い)「hormone-free」(成長ホルモン不投与)は、オーガニックとは違います。お間違えのないよう、お気を付け下さい。





