アメリカのスーパーマーケットやドラッグストアー(日本のコンビニ的な存在)に行くと、必ずあるのがカード売り場です。

カードは、ハロウィーンやクリスマスなど行事に送るカードから、バースディーや結婚記念日、お悔やみのカードまで、驚くほど多種に渡ります。また、mother、father、son、daughter、grandmother・・・・と、誰にあげるかによって分かれていることもあり、想像以上の売り場面積を占めています。
それだけ利用者が多いからで、アメリカ人がカードを送る機会は、日本よりも遙かに多いと言えるでしょう。中でも「サンキューカード(thank-you card)」は、一番もらう(送る)機会が多くなるではないでしょうか。
たとえば、子供のお友だちのバースディーパーティーで、プレゼントを持っていくと、数日後にはthank-you cardが届きます。クリスマスプレゼントを、学校の先生に差し上げると、数日後にthank-you cardが届きます。
それ以外にも、もっと気軽に自分の気持ちを表したい時に、thank-you cardは使われています。
先日私がもらったthank-you cardは、息子のお友だちのお母さんからでした。
今年同じクラスになったMくんは、息子の大の仲良しです。ある日、Mくんが、初めて我が家にお泊まりに来てくれました。昼間は、大盛り上がりで遊んでいたのですが、暗くなって、ちょっと心細いくなってきたのでしょう。
夜になると、Mくんは、何度も何度もお母さん電話をかけました。でも、外出していたお母さんは電話に出られず、だんだんMくんの表情が、不安で一杯になってきました。「いつでも、この受話器をとって、お母さんに電話をかけていいのよ」とフォローする私...。
そして、しばらくして、やっとつながり、お母さんと話が出来たMくんはホッとして、その後は、普段の明るさを取り戻しました。
次の朝、迎えに来たのはお父さんでしたが、最後にそっと、お母さんからのカードを渡してくれました。
中を読んでみると、
「昨日はお泊まりをさせてくれて、ありがとう。息子が、何度も何度も私に電話をかけてごめんなさい。私が電話に出なかったから、息子は不安になっただけなの。」
こんな小さな出来事でも、言葉にしてカードで気持ちを表すと、その後のわだかまりや誤解などは一切おきないはずです。Mくんのお母さんには、逆に気を使わせてしまって悪かったという気持ちと、今後はもっとよい関係が築くことができそうだという予感がしています。
私も今までは、決まった時にしかカードを出したことがありませんでした。でもこれからは、今回のMくんのお母さんを見習って、自分の気持ちを上手く言い表せなかった時など、もっと気軽に自由にカードを使って、伝えようと思っています。
あなたも、もっと気軽にサンキューカードを使って、あなたの気持ちを伝えてみませんか?





