日本のでは、国語の授業で漢字を習いますが、それと同じように、アメリカの小学校でも、英語の授業で単語を習います。
単語のつづりを覚える「スペリングワード」と、単語の意味を覚える「ボキャブラリーワード」。この二つの方法で、語彙を増やしていきます。ほとんどの場合、どちらも、1st Gradeから始まりますが、どのようにして勉強するのか、以下は、私の子供が通っている学校を例として、ご紹介します。
スペリングワード
スペリングワードは、単語の意味を覚えるのに加えて、スペル(単語のつづり)を覚えます。
週の初めに、先生から単語のリストが配られますので、週末のテストまでの間に、スペルを覚えます。1stGradeの最初の週は、6単語でしたが、徐々に増やされて、後半は11単語になりました。先生は、同じphonicsの単語や、派生語などを選んでいたようです。
また、週末のテストに向けて、次のような宿題が出ます。
・スペリングワードをABCの順番に書く
・スペリングワードを使った文章を書く
・スペリングワードの母音と子音とを色分けで書く etc.
以下は、ある週のスペリングワードです。
| 1 | people |
| 2 | paint |
| 3 | build |
| 4 | builder |
| 5 | building |
| 6 | home |
| 7 | shelter |
| 8 | roof |
| 9 | tools |
| 10 | live |
| ボーナス | vacation |
テストのやり方は、先生が読み上げた単語を、それぞれ紙に書いていく形式です。その他に、文章のディクテーションも、あわせて行われていました。
学校によっては、同じ学年でも、担任の先生によって、全く違う単語が出たり、違う宿題が出るようです。担任の先生によって、クラスのカラーも変わってくるところが、日本との違いだと思います。
最後のボーナスワードは、間違えてもカウントされない、チャレンジワードです。
ボキャブラリーワード
スペリングワードと違い、ボキャブラリーワードは、単語の意味のみを覚えます。
週の初めに、単語と意味が書かれたプリントが配られますので、週末にテストまでに、意味を覚えます。その季節に合った言葉や、リーディングの時間に習っている物語から、単語が選ばれていました。
ボキャブラリーワードの宿題は、穴うめなどの練習問題が1〜2枚でる程度でした。
以下は、1st Grade最後の週に出た、ボキャブラリーワードです。
| ボキャブラリーワード | 意味 | |
| 1 | typical | usual |
| 2 | somersaults | roll-overs |
| 3 | clumsy | not in step |
| 4 | snorted | made a noise like a pig |
| 5 | absolutely | positively for sure |
| 6 | squealed | made a loud squeaking sound |
最初に驚いたのは、現在形と過去形を別々に考えているところです。例えば、「snorted」は「snort」の過去形と覚えるのではなく、「snorted」という独立した単語として覚ます。
ボキャブラリーワードのテストは、先生が意味を読み上げた後、各自、単語を紙に書いていきます。スペルを覚える必要はありませんので(1st Gradeの段階では)、ホワイトボードに書いてある、ボキャブラリーワード見ながら書きます。
スペリングワードは、エレメンタリーで終わりますが、ボキャブラリーワードは、ミドルスクールに入っても続きます。いくら頭の柔らかい年代といっても、毎週、これだ覚えるのは大変です。語彙を増やすには、スペリングワードやボキャブラリーワードで勉強する以外に、本を読むことも大切でしょう。





