アメリカ人は本当にスポーツが大好き。鑑賞するのも好きですが、やるのも大好きです。学校のクラブも盛んですが、町のコミュニティーセンター(日本で言う公民館的存在)やYMCAなどでも、大人用、子供用問わずたくさんのプログラムが組まれています。
面白いと思ったのは、学校のクラブがシーズン制であることです(すべての学校ではないです)。時期によってクラブ活動のスケジュールが変わっていくのです。まるでプロスポーツさながらです。確かに、一つのスポーツをずっとやるのもいいのですが、小さいうちは、いろいろな事にチャレンジするのもいいなと思いました。

その中で、アメリカの国技「野球」は、どこの州でも盛んではないでしょうか。土曜日、日曜日となると、至る所で子供達の野球の試合を見かけます。息子も最近始めましたが、とにかく親が熱心で、試合となると応援が盛大です。
そして、教え方も日本とは少し違うようです。日本でしたら、基礎から教えるのが普通だと思います。全くの初心者でしたら、まず、キャッチポールから始め、それが出来るようになったら、バッティング、守備練習と続き、試合は、1シーズン(2〜3ヶ月)の最後の最後に1〜2試合という感じではないでしょうか。
しかし、ここでは初日から試合です。息子は全く始めてで、ボールに触った事すらなかった子です。それでも、試合に出てしまうのです!最初に守ったのが一塁だったのですが、バッターが打って自分の方に走って来ても、ずっと構えのポーズ(hands on knees)のまま。誰かがボールを一塁に投げて、自分にあたって始めて「何かが起こっている」ことに気付く、そんな感じでした。
それでも、いいのです!
特に小さな子供は、言葉で説明してもさっぱり分からないので、実際にやってしまう。そして、コトが起こってから、「今はこうだったんだよ、君はこういう風にするんだよ」と一つ一つ教えていくのです。ですから、1プレーの後に必ず「説明time」があります。それと、必ず褒めてくれます。これが重要です。絶対にどなったりしませんし、「ダメだ」という言葉も出てきません。勿論、親がネット越しにずっと見ているので、コーチも出来ないでしょうが。
バッティングもそうです。試合といっても、さすがにピッチャーだけはコーチがやるのですが、最初から投げたボールが打てるわけがありません。しかし、それでもいいのです。とりあえず、やってみる。そして、6球空振りしたら、Tアップしたボールを打ちます。三振はありません。
また、子供達のみならず、親も楽しみにしているのが、「break time」です。約2時間の練習中、10分程度の休み時間があります。その間に、$1札を握りしめ、ポップコーンやポテトチップス、かき氷などを買いにいきます(あちらもそれで商売しています)。その後に、親や友達相手にキャッチボールをします。それも、楽しい。
日本のような苦しい体力作りや練習は、ここにはありません。多分それは、もっと大きくなってから、本格的に取り組むようになってからやるのでしょう。初心者、特に子供達はスポーツを楽しんでやっています。でも、これが大切なのかも知れないと思いました。





