戸籍や住民票のないアメリカでは、いろいろな場面でSocial Security Number(SSN)を聞かれます。最も基本的なものですので、渡米後早めに手続きしましょう。ただし、 留学者の家族の場合は、Individual Taxpayer Identification Number (ITIN)の申請になる場合がほとんどです。
ソーシャルセキュリティー番号(SSN)

SSNは、もともと公的な社会保障制度(年金・保険)を管理するために発行される番号で、留学者のような短期滞在者には、あまり関係がないのですが、実際生活していく上では、所得税申告時、運転免許取得時など、必要となる場面が多々あります。
申請は、最寄りのSocial Security Administration(SSA)Officeで行います。申請書(Form SS-5)、パスポート、ビザ、I-94、DS-2019を持っていきましょう。申請は無料です。米国国土安全保障省(DHS:Department of Homeland Security)で、ステータスの確認後発行されますので、発行には、かなり時間がかかります。
ステータスの違いにより、3種類のSSNカードが発行されます。
- 名前と番号だけのもの:就労に関する制限がありません。
- VALID FOR WORK ONLY WITH DHS AUTHORIZATION:DHSの許可したところで働けます。
- NOT VALID FOR EMPLOYMENT:働けません。就労以外にSSNを発行する理由があった場合です。
名前や移民ステータスが変わったり、紛失した場合はSSAオフィスに連絡します。
アメリカでお子さんが生まれた場合は、「出生証明(birth certificate)」の申請とともにされると良いでしょう。12歳を過ぎるまで申請しないと、手続きが煩雑になります。
★実は、以前は誰でも簡単に取れたSSNですが、1996年頃から、労働許可のない外国人へは発行されなくなりました。ですから、J-2ビザで就労しない場合(研究者の妻と子の多く)には、特別な理由がない限り、発行されないでしょう。
個人納税者番号 Individual Taxpayer Identification Number (ITIN)

SSNの取得資格のない外国人で、所得税申告や扶養控除の対象となる人(研究者の妻と子の多く)には、内国歳入庁(IRS:Internal Revenue Service)からITINが発行されます。
これは、もともと連邦所得税申告のために発行されるものですが、ITINが税務申告以外に流用され、ほとんどSSNのように扱われていたため、IRSはカード(写真)の発行をやめ、手紙が送付されるだけになりました。
申請は、連邦所得税申告(federal income tax return)の際に、Form W-7・身分証明書(公証人 notary publicによって証明されたパスポートのコピー)を添えて以下まで郵送します。
Internal Revenue Service
Philadelphia Service Center
ITIN Unit, P.O. Box 447
Bensalem, PA 19020
Tax returnとは別に、最寄りのIRS Taxpayer Assistance Centers、もしくはAcceptance Agentsで申請することもできます。 訂正:Tax returnとの別申請は、出来なくなったようです。
納税者の家族にITINがないと、扶養控除が受けられませんので、忘れずに申請しましょう。





