一時的にせよ生活費を預ける場所として、公共料金や種々の支払に使う小切手(personal check)の発行に、なくてはならない銀行口座の開き方について説明します。
銀行の選び方
数ある銀行の中から、いったいどこの銀行に口座を持てばいいのか、最初は迷われることと思います。参考になるのは、
- 自宅とラボの両方の近くに支店がある
- Federal Deposit Insurance Corporation(FDIC)メンバーの銀行である
- あなたに合った商品やプランがある
- インターネット・バンキングが充実している
これらを、お目当ての銀行のホームページで、調べてみましょう。
口座の種類
- checking account:これは、定義としては「当座預金」なのですが、感覚としては「普通預金」に近いと思います。アメリカでは一般的な個人小切手(personal check)で、お金を払った時や、デビットカード(debit card)を使った時に、この口座から引き落とされます。利子は付かないか、低利です。また、プランによって、月ごとにチェックをきれる回数が決まっていて、それ以上きる場合は有料となることがありますので、最初に確認しましょう。残高をこまめに確認しないと、残高不足のため引き落としができなくなります。こうなると、ペナルティーをとられてしまいます。これが、結構高いので、注意してください。checking accountが残高不足になった場合、自動的にsavings accountから振り替えてくれるプランを持つところもあります。
- savings account:checking accountより金利が高く、メインとなる口座です。最低預け入れ金額が、プランによってそれぞれ決まっていて、その金額が高いほど利子も高くなります。最低金額は、checkingとsavngsの合計で規定している場合もあります。また、一月ごとに、お金の出し入れ出来る回数が決まっていて、回数が少ないほど利子が高くなったりもします。
- Certficate of Deposit (CD)/Money Marketなど:お金を運用・投資するための口座です。
開設方法
口座名義は、一人の名前もしくは、夫婦二人の名前にする事ができます。二人の名前にしておいた方が、それぞれのサインでチェックがきれますし、デビットカードも2枚もらえるので、便利だと思います。二人の名前にする時は、それぞれのサインをあらかじめ登録しなければならないので、二人とも銀行に行く必要があります。それが無理な場合は、最初、夫だけの名義にしておいて、落ち着いてから妻の名義を追加することもできます。
口座開設に必要なものは
- 口座に入金する現金またはトラベラーズチェック
- 写真付きID(2種類)
- ソーシャルセキュリティーナンバーまたは個人納税者番号(ITIN)(なくても開設できることあり)
- 現住所を証明するもの
詳しくは各銀行のwebで確認してください。
通帳
日本の様な通帳はありません。毎月、登録の住所にStatement(明細書)が送られてくるだけです。これには、一ヶ月分の入出金明細がのっています。
私は、レシートを取っておいて、毎月このStatementで確認しています。入金したはずのお金が入っていなかったり、間違った金額が引き落とされていたり、トラブルが多いようですので。
デビット・カード(Debit Card)/チェックカード(Check Card)
日本でも最近は普及しているようですが、ひとことで言うと「お買い物ができるキャッシュカード」でしょうか。買い物をするたびにchecking accountから引き落とされます。手軽で便利なのですが、使える場所が限られていたり、上限金額も低かったりするので、これとは別にクレジットカードを持っていた方が良いでしょう。買い物をした当日、遅くても5日以内で引き落としされます。VISAやMasterCardのマークがついて、クレジットカードのように使える物もあります。
キャッシュ・バック
スーパーなどのレジでデビットカードを使った時、「キャッシュバックするか?」と聞かれます。最初は何のことだか分からなかったのですが、これは、レジでお会計する時に、現金をおろせるシステムです。自分で指定した現金(スーパーによって上限が決まっている)をレジの人からもらえるのです。買い物金額に上乗せした金額が、口座から引き落としされます。
わざわざ銀行に行っておろす必要がないので、大変便利です。





