日本で車を買う場合は、新車ディーラーか中古車ディーラーが多いと思いますが、アメリカでは個人売買も盛んです。
正規ディーラー
新車は正規ディーラーから購入することになると思います。「XXXトヨタ」「XXXフォード」などの名前で、ひとつのメーカーの車を扱っている所以外に、「XXXモータース」などの名前で、多くのメーカーの車を扱っているところがあります。私の近くにも、BMW、VW、Honda、Infiniti、Suzuki、Miniを扱っている店があります。日本で、「東京トヨタ・日産販売」という店を見たら驚きますが。
ディーラーに行くと、広大な駐車場に車が置いてあって、すかさずセールスマンが近寄ってきます。自分の好きな色・オプションを指定して買う日本と違い、新車の場合でも、その店の在庫の中から選ぶ場合がほとんどです。特に、赴任後直ぐに車が必要な場合は、注文をして待っている時間はありません。
自分の気に入ったグレード、色があるとは限りませんから、お目当ての車を探して、何軒か廻ってみると良いでしょう。対抗販売店の価格を知っていたほうが、値引き交渉もしやすくなります。
多くの新車ディーラーは、隣に中古車部門を持っています。トヨタの販売店で「カムリ」を買う人が、フォードの「トーラス」を下取り(trade-in)に出せば、その店にはフォードの中古車が置かれることになります。こうして、他のメーカーの車種もあるのですが、新車ディーラー中古車部門のメリットは、認定中古車(certified used/certified pre-owned vehicle)が買えることです。購入価格は高くなりますが、販売前の点検、購入後の保証を考えると「安心」だと思います。
中古車ディーラー
carmaxなどの中古車ディーラーでは、独自の保証制度があったり、交渉なしの低価格(No Haggling)をうたったりしています。整備もされていて、certified-usedより安い傾向にあるようです。
もう少し規模の小さな中古車ディーラーの場合、価格も低いかも知れませんが、安心・保証のレベルも低いでしょう。
私のまわりで実際にあった話ですが、ある人が治安の悪い地区の小さな業者から格安の中古車を買ったところ、1週間後に車は故障。「修理をするので持ってこい」と言われたので、業者に車を渡したところ、車も購入代金も返してもらえず、結局は裁判に...
これでは、安心して生活も、研究も出来ません。貴重な時間を無駄にしないためにも、あまり大きなリスクは負うべきではないでしょう。
個人取引
中間マージンを取られる業者から買うのに比べ、個人間の取引は「売る方は高く」「買う方は安く」なります。しかし、売買でのトラブルは、すべて自分たちの責任となります。
そんな中で、日本へ帰る企業の方・留学生の方がされる「ムービングセール」は個人取引の良い機会です。必ずしも希望の車種ではないでしょうが、日本語で交渉できるメリットは大きいでしょう。
大学や研究所の掲示板以外にも、新聞のClassidied adsやインターネットのサイトで、売りに出されている車が見つけられます。これには、業者からのものも含まれている場合があります。
売買時に、各州で必要とされる手続・費用・保険についてはDMV.ORGで調べられます。
購入時の注意点
最後に、購入時の注意点をいくつかあげてみたいと思います。大きなディーラでは、あまり問題にならないと思いますが、小さなディーラー、個人取引の際には注意して下さい。
- 試乗:必ず試乗して不具合がないか確かめましょう。
- 経歴:走行距離、以前の所有者の数、事故歴を調べましょう。CARFAXのレポートは必ず出してもらいましょう。
- 整備:自分で車の状態を判断できない場合は、購入前に整備工場で点検を受けましょう。
- オプション:業者の勧めるままに保証などを付けていくと、最初の提示価格よりかなり高くなりますので、何が必要か見極めましょう。必要ないと思えば、はっきりと「No」と言うことが必要です。





