短期間の旅行でも旅行傷害保険に入られる方が多いと思いますが、数年に及ぶ研究留学にも留学用の旅行保険があります。「JALファミリークラブ」や「ANAマイレージクラブ」といった航空会社の海外赴任者サポートサービスと提携しているものが人気です。
これらの留学生保険では、一般の海外旅行保険に加え、「賠償責任」「生活動産」「緊急一時帰国費用(オプション)」が補償されます。また、J-1ビザで留学する場合は、最低限必要な保険の条件が決められていますが、これも留学用の保険でカバーすることができます。
JALファミリークラブ(JFC)とAIU保険会社による「JFC海外赴任者総合保障制度」は、基本プラン(賠償責任保険)とオプションプラン(海外旅行傷害保険)からなります。年間45,000円(2006年現在)で基本プランを申し込めば、この保険の最大の特典である(と私は思う)「米国自動車保険紹介サービス」が受けられます。これを使えば、日本での運転歴を考慮したお得な保険料率が適用されます。
「JFC海外赴任者総合保障制度」は、Global Protectionからの入会がオススメです。「異動・変更・解約」の手続きが必要になったとき、オンラインで簡単に行えます。JAL系の保険会社JALUXなど他の代理店から加入すると、この手続きが郵送またはFAXとなります。家族が遅れて渡米する場合や、現地の医療保険に入って医療保険部分が不要になったとき(オプションの解約)など、「異動・変更・解約手続き」をする機会は意外と多いものです。
「JFC海外赴任者総合保障制度」をどこから申し込む場合でも、JALカードとJALファミリークラブに入会する必要があります。北米地区の場合、JFC年会費は30ドル(2006年現在)です。JALカード年会費は、普通カードの場合、JFC本会員特別割引が適用され無料(家族は1,050円)となります。JALカードの審査には4週間ほどかかる場合もありますので、留学が決まったら早めに申し込みましょう。
医療保険が必要な時は、オプションプランに申し込みます。J-1ビザの最低保険条件等を考慮して、自分たちに最適のプランを選びましょう。ただし、既往症・持病、妊娠・出産、歯科治療等には保険金が払われませんので注意が必要です。
蛇足ですが、JALファミリークラブが提供する色々なサービスの中で、私のお気に入りは「JALマイレージバンクのマイルプール特典」です。これにより家族のマイルがまとめて使えるので、マイルが有効に特典と交換できます。アメリカ国内では、アメリカン航空(AA)でのフライトやJALカードでのショッピングをJALマイレッジとして貯めることができます。
ANAマイレージクラブ海外赴任サービスも、JALファミリークラブと同様なサービスがあります。家族のマイルをまとめて使えますし(米国の提携航空会社は、ユナイテッド(UA)です)、海外長期滞在者保険の提携もあります。
また、AIU保険会社のホームページからも、直接、留学生・駐在員保険(米国自動車保険紹介サービスあり)が申し込めますが、「賠償責任保険」の保険金額などに違いがありますので注意しましょう。また、賠償責任保険部分(自動車保険紹介を含む)を残して医療・傷害保険部分を解約できるのは「JFC海外赴任者総合保障制度」だけのようです。





