出発前は引っ越しの他に、いろいろな手続きがあります。忘れないように私の思いつくままに一覧にしてみました。
住民票の転出
出発前1週間をきったら、近くの市区村長役所に出向き、転出届を提出しましょう。「アメリカへ転出」ということになります。
健康保険
国民健康保険に加入している方は、住民票の転出届を提出する際に併せて手続きします。保険料の半端分が返ってくる場合があります。その場で、返却金の手続きをされたい場合は、主張所では出来ない場合があります。
保険証は出発日まで持っておかれる方が安心です。返信用の封筒を用意し、成田空港のポストに投函できるようにしておきましょう。
社会保険に加入している方は、雇用主に確認してください。
年金
国民年金に加入している方は、住民票の転出届を提出する際に併せて手続きします。アメリカに滞在中の掛け金は、払い込む必要はありませんが、任意で掛け金を払い続けることができます。その場合は、市町村役場か国民年金協会にて手続きが必要になります。
厚生年金に加入されている方は、雇用主に確認してください。その後、国民年金に任意加入されたい場合は、市町村役場か国民年金協会にて手続きが必要になります。
税金
アメリカ滞在中に、日本国内で代わりに手続きをしてもらえる納税管理人を、選定しなければなりません。近くの税務署に出向き、「所得税の納税管理人の届出書」に記入捺印後、提出してください。
納税管理人になってもらった方には、その年の確定申告を自分達に代わってしてもらうことになるので、自分達のその年の大まかな収入の引き継ぎをしておいた方が親切だと思います。源泉徴収票などが手元にある場合も、渡しておいた方がよいでしょう。
保険
民間の生命・傷害保険については、掛け金の引き落としが、引き続きできる状態であれば、加入を続けるのは問題ないところが多いようです。
プランによっては、アメリカで病気になった場合も、保険対象となるものがあります。保険会社に確認してください。
届け出住所を日本国内の代理人宛(実家)に変更しておくと良いでしょう。
また、新たに海外赴任者のための保険に入りましょう。これは、現地に到着後、留学先の大学の保険に入れる方は、それまでの保険ということになります。
アメリカでは医療費は高額ですので、必ず入ったほうが良いと思います。
公共料金
- 電気:使用停止の連絡をしましょう。電話をするか、Web上で出来るところもあるようです。
- ガス:使用停止の連絡をしましょう。電話をするかWeb上で出来るところもあるようです。
- 水道:使用停止の連絡をしましょう。電話をするかWeb上で出来るところもあるようです。
- 電話:利用休止の連絡をしましょう。5年間無料で電話回線を預かってもらえます。「116」に電話をするか、近くの営業所にお問い合わせください。
- 新聞:購読停止の連絡をしましょう。
- NHK:受信料引き落とし停止の連絡をしましょう。
- ケーブル・サテライト放送:契約解約の連絡をしましょう。
- 郵便物の転送届け:郵便物転送届けの葉書を出しましょう。近くの郵便局に所定の葉書があります。
- クレジットカード:登録住所の変更をしましょう。カード会社によっては、明細書を海外住所に送ってもらえるところもあります。また、あまり使っていないカードは、この機会に解約しましょう。しかし、全部解約する必要はありません。何かの都合で、いつものカードが使えなくなるときがあります。バックアップに、日本のカードも1枚はもっていた方が安全です。
- 携帯電話:直前まで使っていたい携帯電話ですが、わざわざ営業所まで行かないと解約できないものがあるようです。事前に問い合わせておきましょう。
- プロバイダ:契約解約の連絡をしましょう。
銀行口座
銀行口座の登録住所を国内代理人宅(実家)に変更しておきましょう。また、インターネットバンキングができる銀行でしたら、インターネットバンキングに変更手続きをしましょう。
もし、インターネットバンキングができない場合は、それが出来る銀行口座を、新規で開設した方がよいでしょう。そして、海外送金がネット上でできるものがなお良いでしょう。
下記の金融機関がお勧めです。
- シティバンク http://www.citibank.co.jp/
- 新生銀行 http://www.shinseibank.com/
- イーバンク http://www.ebank.co.jp/
- 郵便局のぱるる http://www.yu-cho.japanpost.jp/
それぞれ銀行によって、口座を維持するための手数料や海外送金する場合の手数料が違います。
ドル・トラベラーズチェックへの換金
現地に着いて、銀行口座を開設し日本から送金が完了するまで、少し時間がかかります。その間に必要なドルを少し用意しましょう。
- 現金ドル:現金はあまり必要ではありません。チップとタクシー代くらいでしょう。沢山もっていると、危険です。特に$100札は皆あまりもっていないので、スーパーで使おうとしても、本物かどうか疑われ、奥からマネージャーが出てきて確認したりします。いらぬトラブルを避けるため、すべて$20札に代えておくことをお勧めします。
- トラベラーズチェック:現金よりも為替レートがお得ですし、安全なので、現金より多めに換金されると良いでしょう。銀行口座を開設した際に、預けるのに良いと思います。銀行によって換金手数料が無料のところがあります。
クレジットカード
今ではファーストフード店でもクレジットカードを受け付けてくれるお店があるほど、クレジットカードは普及しています。買い物はすべてクレジットカードでされると良いでしょう。ドル建てのクレジットガードを日本でつくることもできます。
- PREMIOカード http://www.premio.com/
- ANAカードUSA http://www.anacardusa.com/
学校
お子さんが通われている学校から、英文の在学証明書をもらってください。現地校に申し込む際、この証明書が必要です。
幼稚園の場合は、必要ないでしょう。
教科書については、日本語学校や日本語補習校に通う場合は、新たにもらうことができます。(現在つかっているものと、違う場合があります。)
また、海外帰国子女財団に行くと、教科書をあらかじめもらうことができます。この財団では、教育相談をしてもらうこともできます(非会員は有料)。アメリカ留学中のお子さんの日本語保持についてや、現地の情報なども教えてくれます。
海外帰国子女財団 http://www.joes.or.jp/
医療
健康診断・歯科治療を済ませましょう。
お子さんの予防接種は、日本で済まされておくと安心ですが、アメリカでもできます。そのかわり、一度に3〜4本注射されます。
母子手帳の英訳は、予防接種の欄を自分で英訳されておけば十分です。
現在治療中の疾患がある方は、担当医から英文の診断書をもらっておきましょう。
飲み慣れている常備薬は、新しい物を買い揃えておくと安心ですね。しかし、アメリカにもスーパーにたくさん売ってます。基本的な薬は問題なく手に入るでしょう。
粉末の漢方薬などは、手に入りにくいかもしれません。中国食材店に薬局がある店には、自分で煎じて飲む漢方薬があります。これは、とてもよく効きます。
学会
日本の所属学会に、必要な手続きをしましょう。海外留学中、休会扱いで年会費が免除されるところ、年会費を払い続けなければならないが、学会誌を海外まで送ってくれるところ、学会誌は送ってくれないのに会費の請求だけ来るところなど様々です。
国際免許取得
国際免許を取得しましょう。アメリカで車の運転をしない予定の方も、身分証明書になりますので、取得されておくことをお勧めします。
申請するとその場で発行してくれます。





