日本人が大好きな卵かけご飯。生卵にお醤油をたらし、あつあつのご飯に掛けていただく...考えただけでも、お腹がグーっとなりそうですが、アメリカでこれをしようと思ったら、少し勇気がいります。
それは、アメリカの卵は生では食べられないという説があるからです。「アメリカ人は卵を生で食べる習慣がないので、もともと生食を想定した養鶏をしていない」と、昔 私が初めてアメリカに来たときに、日本人に教わりました。本当なのか確認をしたわけではありませんが、我が家では、生で卵を食べたい時、特にすき焼きの時は、「pasteurized egg」を買います。低温殺菌済みの卵ということです。
以前住んでいた所には、卵パックに入った普通の卵のように売っていました(Pasteurized Shell Eggs)。外から見ると普通の卵と変わりませんが、割ってみると白身がわずかに加熱されて白くなっています。今いる所では、こういった卵が手に入らないので、牛乳パックのような容器に入っているもの(写真)を買っています。
白身と黄身をpasteurizeしてから混ぜたもの(Liquid Whole Eggs)と、白身からできているもの(Liquid Egg Whites)があります。 Liquid Egg Whitesでも、人工的に黄色い色が着けられたものは、普通の卵のような見た目です。白身からの製品は、ファット・フリー、コレステロール・フリーで、中にはビタミン、カルシウムなどを添加したものもあり、いかにもアメリカ人の作りそうな人工食品です。冷蔵庫で1ヶ月以上(開封後は1週間)もち、冷凍もできます。
これとは別に、卵にはグレード(AA、A、B)とサイズがあります。普通のスーパーで売っている卵は、Grade AのLargeサイズが多いのですが、店によってはGrade AAの卵があります。Grade AAの卵は生で食べても大丈夫という噂を聞きますが、卵のグレードは任意表示であり、 USDA(農務省)が生食を保証するものではありません。ただし、Grade AAは、より新鮮な卵であることが多く、サルモネラの汚染頻度が低いようです。確率的には、サルモネラに汚染された卵は2万個に1個だそうですので、1日1個食べたとすると、55年に1回の感染確率です。
最後にパックの卵を買う際の注意点をひとつ。
かなりの確率で割れている卵が入っています。カートに入れる前に、必ずパックを開けてチェックをしてください。





