妊娠中の検診スケジュールから栄養管理まで、日本の産婦人科とはちょっと違うところもあるアメリカの妊娠出産情報をお話しします。
ドクター選び
検診から出産、産後の検診まで、ずっと一人のドクターに診てもらうことになりますので、ドクター選びは重要です。あなたが入っている保険が妊娠をカバーするものであれば、その保険がきく産婦人科医の中から、選択することになります。
普段かかっているファミリードクターに紹介してもらうのが良いと思います。
妊娠・出産をカバーしないものでしたら、基本的にすべて実費となってしまうので、かえって選択肢は広がるかも知れません。
ドクター選びは本当に難しいものですが、近くに出産経験がある日本人がいらっしゃれば、その方に聞いてみるのも手段の一つだと思います。また、そのドクターがどの病院と提携しているのかや、自宅から近いかどうかもポイントだと思います。
検診
ドクターが決まったら必ず電話で予約してから行きます。検診の頻度は日本とほぼ同じですが、超音波をとるのは、産婦人科医によるものではないので、検診とは別に専門の技師さんの予約が必要です。妊娠6〜7ヶ月目になると、病院の方で予約をとるように促されます。しかし、出産までに1回か2回くらいでしょう(入っている保険によります)。
保険
あなたが入っている保険が長期旅行者保険のみでしたら、妊娠はカバーされないはずです。その場合、検診や出産費用はすべて実費となりますが、生まれてくる赤ちゃんの為に、ご主人のラボのある大学・機関の学生・留学生用の保険に入ると良いでしょう。これに入ると、お子さんの小児科での検診や予防接種をカバーします。低体重で生まれたりして、しばらく入院が必要になった場合なども助かります。
しかし、毎月の保険料も高額ですので、検診や予防接種のスケジュールを確認し、これらを実費で受けた方が保険料を支払うよりも安いのであれば、後で旅行者保険に戻すこともできます。
妊娠周期
アメリカと日本では、妊娠周期の数え方がちがいます。日本では、最終月経が始まった日から7日間を0週目とし、最初の4週間を妊娠1ヶ月と数えます。そして、妊娠10ヶ月の最終週が39週目となり、次の週(40週)の初日が予定日となります。
しかし、アメリカでは日本の妊娠1ヶ月目を妊娠0ヶ月目と数えますので、妊娠9ヶ月目が終わった次の日が予定日となります。
妊娠中の体重
日本の様な厳しい体重制限はありません。体重は増えれば増えるほど良い、と考えられているようです。妊娠中に体重が増えないまたは減るなんて事がないよう、くれぐれもご注意ください。
程よく上昇していくように、管理してください。
妊婦中の栄養管理
私が母親教室に行った時、勧められた最高の栄養食は「チーズバーガーとカフェインレスのコカコーラ」と教わりました。信じると大変な事になります。また、ビタミン剤を摂るよう勧められました。処方箋が必要なものだったので、妊婦用のだったと思います。ビタミンは必要と思ったので、摂っていました。葉酸は子供の神経系の奇形を減らすようです。
妊婦服
日本のおきまりスタイル「ジャンパースカートにブラウス」は見ません。あくまでジーパンや短パン(もちろん妊婦用です)といったパンツが主流です。最近の流行でブリットニー・スピアーズばりのヘソ出しなんていうのも見かけます。個人的には、赤ちゃんがいるお腹(しかもおへそは伸びきってなくなっている)を丸出しにするのはお勧め出来ませんが、妊婦服も日本の物を着ると浮きます。
腹帯
腹帯は存在しません。また、大きくなったお腹を支えてくれるような薄いパットがついたガードルも有りません。必要な方は送ってもらいましょう。
ベビー用カーシート
赤ちゃん誕生にあたって、買いそろえるものが沢山ありますが、このカーシートは必ず必要です。カーシートがないと退院させてもらえませんので、忘れずに用意してください。





